【まとめ】国内取引所のレンディング＆ステーキング（仮想通貨）

仮想通貨を預けて金利をもらうレンディングとステーキング。

興味あるけどサービスが多すぎて、結局どこがお得なのか、自分の取引所は他と比べて良いのか悪いのか、気になってはいませんか？

今回はそんな疑問を一発で解決する記事を準備しました。ぜひ最後までご覧ください

国内取引所のレンディング・ステーキング

金利一覧

まずはサービスごとの金利を比較します。

取引所	サービス内容	BTC金利	ETH金利	※その他金利
GMOコイン	レンディング	1.0％	1.0％
GMOコイン	ステーキング	扱いなし	扱いなし	1.3～7.2％
Coincheck	レンディング	2.0％	2.0％	1.0～5.0％
BITPOINT	レンディング	1.0％	1.0％	1.0％
BITBANK	レンディング	1.0％	1.0％	1.0～3.0％

金利だけ見るとどこのサービスも大した差は無いようです。

条件などの一覧

次に各サービスの条件などをなるべく比較しやすいように表にしました。

		ロック期間	途中解約	開始日	BTC 最低数量	(円換算)	ETH 最低数量	(円換算)
GMOコイン	レンディング	１カ月	予定金利 の10％	毎月１５日	0.100	￥30,0000	5.000	￥1,000,000
GMOコイン	ステーキング	ロック無し	いつでも OK	随時	扱い無し	扱い無し	扱い無し	扱い無し
Coincheck	レンディング	１カ月	不可	随時	0.003	￥10,000	0.005	￥10,000
BITPOINT	レンディング	１カ月	不可	随時	0.003	￥10,000	0.005	￥10,000
BITBANK	レンディング	１年	預け入れ の5％	随時	0.003	￥10,000	0.005	￥10,000

条件面はサービスによって千差万別です。特に注意すべきとこを緑文字にしています。

レンディングとステーキングの違い

レンディングとステーキングの違いは次のように説明されます。

中身は違えど､預けて金利を得るという結果に変わりはありません。

ただ、レンディングは貸借契約なので､債務者（取引所）が破綻した場合は資金が返ってこない可能性が高いので注意が必要です。

ロック期間

預けてから引き出せない期間です。

BITBANKだけ､他よりかなり長い１年間のロック期間を設定しています。

途中解約

ロック期間中の資金の引き出しのこと。

CoincheckとBitpointは１カ月間は途中解約不可です。

ロック期間中に急な資金の入用や､仮想通貨の暴落があってもロック期間中は引き出すことが出来ません。

GMOコインとBITBANKは途中解約OKですが､違約金が必要です

例えばBITBANKの場合､預け金の5％が違約金なので､100万預けた場合は５万支払えば途中解約可能です。（約款によるとさらに審査が必要とのこと）

開始日

レンディング（貸し出し）の申請をしてから､実際にレンディングが開始されるタイミングです。

最低数量

レンディングやステーキングを始められる最低数量です。

GMOコインだけ、かなりハードルが高い設定になっています。

レンディングやステーキングは取引所によって特色が様々なのがわかりますが、ＧＭＯコインの最低数量のハードルの高さと、BITBANKの１年間という長いロック期間は注意が必要です。

ただ､正直「ここがズバ抜けて良い！！」と言う決定打が無い印象です。

各サービスのメリット＆デメリット

次は各サービスごとの特徴とメリット・デメリットを深掘りしていきます。

CMOコインのレンディング

サービス名	貸暗号資産ベーシック
ロック期間	１カ月、３カ月
途中解約	〇
途中解約違約金	予定金利の10％
自動再投資	あり
開始日	毎月15日
対象コイン ↓代表例	GMOコイン扱い全銘柄
BTC	（１カ月物）1％／（３カ月物）3％／最低数量 0.1BTC（約30万円）
ETH	（１カ月物）1％／（３カ月物）3％／最低数量 5.0ETH（約100万円）
DOT(ポルカドット）	（３カ月物）8％／最低数量 50 DOT(約４万円）
ATOM（コスモス）	（３カ月物）8％／最低数量 10 ATOM(約1万５千円）
DOGE（ドージーコイン）	（１カ月物）1％／（３カ月物）3％／最低数量 10000 DOGE（約12万円）

メリット：GMOコインのレンディング

DOT(ポルカドット）など､アルトコインだと比較的好条件の募集を常時している。

デメリット：GMOコインのレンディング

BTCやETHなどのメジャーコインは、ほぼ募集していない。

最低数量がビットコインだと30万円と、ハードルが高い。（他社はだいたい1万円）

GMOのステーキング

サービス名	ステーキング
ロック期間	なし
途中解約	–
途中解約違約金	–
自動再投資	あり
開始日	購入翌日から金利が付く
対象コイン	下記6銘柄
XTZ(テゾス）	3.9％
XYM（シンボル）	3.8％
ADA（カルダノ）	3.0％
QTUM（クアンタム）	2.5％
DOT（ポルカドット）	5.0％
ATOM（コスモス）	6.9％

メリット：GMOコインのステーキング

手続き不要で始められる。GMOコインで対象銘柄を買うだけで､上の表の金利が自動で付きます。

しかも金利は海外のステーキングサービスに比べても高い方です。

デメリット：GMOコインのステーキング

BTCやETHなどメジャーコインは対象外、対象はメジャーではない6銘柄だけです。

Coincheckのレンディング

サービス名	貸暗号資産サービス
ロック期間	１4日、30日、90日、180日、365日（90日以降はほぼ募集していない）
途中解約	不可
途中解約違約金	–
自動再投資	なし
開始日	随時
対象コイン ↓代表例	Coincheck扱い全銘柄
BTC	（１4日物）1％／（30日物）3％／最低数量 約1万円相当
ETH	（１4日物）1％／（30日物）3％／最低数量 約1万円相当
DOT(ポルカドット）	（１4日物）1％／（30日物）3％／（90日物）4％／（180日物）5％／最低数量 約1万円相当
QTUM（クアンタム）	（１4日物）1％／（30日物）3％／（90日物）4％／（180日物）5％／最低数量 約1万円相当

メリット：Coincheckのレンディング

設定金利は比較的高い

デメリット：Coincheckのレンディング

募集が開いてたとしても､申請がなかなか承認されない。

承認されないと当然運用も開始されないので､金利が付かない期間が長くなりがちです。

BITPOINTのレンディング

サービス名	貸して増やす
ロック期間	随時決定（1カ月が多い）
途中解約	不可
途中解約違約金	–
自動再投資	あり
開始日	随時
対象コイン ↓代表例	14銘柄
BTC	(30日物）1％／最低数量 約1万円相当
ETH	(30日物）1％／最低数量 約1万円相当

現在は募集をしていない状況が長らく続いています。

BITPOINTは、送金手数料や販売手数料が無料で国内では最強の取引所です。

だけど､レンディングするには向いてないと言えそうですね。

BITBANKのレンディング

サービス名	貸して増やす
ロック期間	1年
途中解約	不可
途中解約違約金	預け入れの5％
自動再投資	なし
開始日	随時
対象コイン ↓代表例	BITBANK扱い全銘柄
BTC	1%
ETH	1%
DOT(ポルカドット）	(<999)1%／(1000-4999)2%／(>5000)3%
QTUM（クアンタム）	(<999)1%／(1000-4999)2%／(>5000)3%

メリット：BITBANKのレンディング

待ち時間なく､申請したらすぐに始められる

デメリット：BITBANKのレンディング

ロック期間が1年間と非常に長い（通常は1カ月）

また､ロック期間が長いわりに利率は他社と同等

まとめ

この記事では以下のことを解説しました。

仮想通貨は「ガチホ」が筆者のような初心者には（唯一の）勝つ方法です。

だけど､持っとくだけはもったいない、せっかくなので金利を付けましょう。

預けるだけで金利が付くレンディング。

レンディングも会社によって特徴があるので､みなさんも自分の資金に合ったサービスを選んで分散投資してください！！