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Blockfiレンディングとは?FTXの買収影響から始め方まで解説

Blockfi-レンディング レンディング・ステーキング
この記事は約16分で読めます。

この記事はFTXが破産申請する前のものです。

11/14現在、Blockfiは出金停止をしており通常業務が出来ない状況です。

事態が明確になるまではBlockFiを使うのは止めてください!!

↓元記事↓

海外のレンディングに興味があるんだけどBlockfiってどうなん?

安全性は平気? FTXの買収影響は?

ロクマ
ロクマ

こんにちは。ロクマ(rockman)です。

今回はこんな疑問にお答えします。

海外最大手のレンディングサービスBlockfi(ブロックファイ)。

2022年6月にFTXから340億円の融資を受けたその意味や、Blockfiのリスク・メリット・始め方・競合比較など網羅的な記事です。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事が解決すること
  • FTXからの融資の意味
  • Blockfiの注意点やメリット
  • 競合比較
  • Blockfiの始め方
この記事を書いた人
  • 2021年10月から仮想通貨投資を始め
  • それからNFTやSTEPN、Defiなどを体験
  • 仮想通貨レンディングも6桁運用中
  • 令和4年の12月に脱サラし、現在フリーランサー

日本で完全無料で取引できるのはBITPOINTだけ。

100万元手だと、他社より1,000円から60,000円のコストカットができます。

※詳しくは下の記事からどうぞ

>>【国内最強】BITPOINT(ビットポイント)手数料|徹底的に他社比較

FTXからの融資と買収

今年の6月にBlockfiは大手取引所FTXから340億円の融資を受けました。現在は買収に向けて進んでいます。

2億5千万ドル(約340億円)の融資に関するBlockfi公式ページの発表(英語)↓

ロクマ
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まずはここにいたるまでの時系列を確認しておきます。

融資までのタイムボード

2022年2月~6月にかけてBlockfiは230億円くらい予定外の出費があり急激に経営が悪化

リストラなどで自助努力をするも間に合わない。

そんな中、FTXから340億円のホワイトナイト融資があったという絵姿です。

340億円融資までのタイムボード
  • 2022/2
    米証券取引委員会(SEC)などに対し和解金1億ドル(約130億円)の支払に合意
  • 2022/6
    経営悪化のThree Arrows Capital(3AC)が約8000万ドル(約100億円)の証拠金を払えずポジション清算
  • 2022/6
    20%のリストラを発表

  • 2022/6
    FTXから2億5000万ドル(約340億円)の融資を受けることを発表
  • 2022/7
    最大2.4億ドルの変動価格でBlockFiを買収できる権利をFTXに与える
  • 今ここ
    Blockfiの株主に買収承認の働きかけをしている

7月以降は目立ったニュースはありません

ロクマ
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大株主へのアナウンスなど、買収に向け着々と進んでいるとのはなしです

FTXが340億円もの融資をした理由

FTXのCEOサム氏は、Blockfiの救済は仮想通貨界全体を支えるための一環とメディアでは答えています。

しかし他の目的があるのでは?と懐疑的な見方をする人も一定数います。

苦境のライバルを格安で買収して自身の王国をたてたいのでは、という見方です。

良くも悪くもFTXサム氏はクリプト界の重要人物になるのは間違い無さそうです。

ロクマ
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モルガンやバフェットを引き合いに出す人もいます

340億円融資の影響

FTXサム氏の目的が仮想通貨界のヒーローになることなのか、バフェットのように王国を作りたいのかは不明ですが、340億円の融資によりBlockfiが窮地を脱したのは間違いないようです。

実際に融資直後から金利も上昇しています。

ユーザーにとってはメリットしかない融資だったと言えます。

引用:Blockfi公式

まだ、サム氏はどんな会社にも融資をするわけではなく財務体質やサービスの質が一定以上のレベルを必要としているみたいです。

ロクマ
ロクマ

要はBlockfiはFTXサム氏のお眼鏡にかなったってことですね。

340億円融資のPoint
  • Blockfiは窮地を脱した
  • FTXはBlockfiに将来性があると判断している
  • 金利が上がりユーザーにとっても今のところメリットしか無い

次の章からはそのBlockfiの特徴を深掘りします。

【11/9更新】BINANCEがFTXの買収を発表

11/8、仮想通貨取引所の最大手BINANCEがFTX買収を正式発表しました。

この影響でビットコインやイーサリアムは値を崩しています。

まだ発表があったばかりでどこまで影響するか定かではありませんが、関連ニュースは随時更新して行きます。

Brockfi(ブロックファイ)とは?

この章ではBlockfiの特徴を3つのパートで解説します

  • 会社の概要
  • 出資会社(パートナー)
  • サービス内容

会社のプロフィール

まずは会社のプロフィールです。

会社名Blockfi(ブロックファイ)
公式ページhttps://blockfi.com
公式Twitterhttps://twitter.com/blockfi
設立2017年8月
CEOザック・プリンス
累計調達額508.7百万ドル($=140円で約700億円)
所在アメリカ、ニュージャージー州
サービス内容・暗号資産の借入
・貸出プラットフォーム
引用:Crypto MarketsWiki
ロクマ
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資本金700億円規模の会社は、日本だと日野自動車、ヤマダHD、帝人、村田製作所などがありました。

出資会社(パートナー)

次は出資会社一覧です。

ご存じの通り、出資会社を知ることも投資判断の大きな材料になります。

ロクマ
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大手企業のリサーチチームがプロの目でBlockfiを調べてくれた上での出資のですからね。

目立つとこだと、アメリカの取引所最大手のコインベース、あとは日本のリクルート

額は公表していませんが、あのリクルートもBlockfiに2018年から目を付け出資しています。

下は関係会社や投資家向けの2018年のリクルートのページです。

ロクマ
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投資額などの具体的な明記はありませんでした。

Blockfiのサービス内容

Blockfiの特徴、最後はサービス内容です。

●扱いコインと金利 BTC 3.5%など
運用開始貸出し翌日から
出金まで2~3営業日
●出金手数料BTC 750円など
日本語未対応
●カストディGemini(ジェミナイ)
2段階認証
複利運用

●マークの項目を次のパートから深掘りします

扱いコインと金利

扱い銘柄は48種類、その内主要銘柄を表示しています。

全銘柄を見たい人は公式を確認してください。

銘柄上限など年利
BTC0.1BTCまで3.5%
ETH1.5ETHまで3.5%
BNB上限なし3.0%
SOL上限なし5.0%
AVAX上限なし5.0%
MATIC上限なし5.0%
USDT20,000 USDTまで8.75%
USDC20,000 USDCまで8.5%
BUSD20,000 BUSDまで8.5%
DAI20,000 DAIまで6.0%

BTCやETHはあまりパッとしませんが、USDT、USDCなどステーブルコインは他より高い印象です。

また、上の表で「上限〇〇まで」と書いてある銘柄はそれ以上は金利が下がりますってことです。

例えばBTC 0.1以上の金利は2.5%にさがります。

ロクマ
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詳細は公式を確認してください。

>>Blockfi公式(扱い全銘柄と金利)

出金手数料

Blockfiは預けた仮想通貨を出金するときに手数料がかかります。

銘柄手数料円換算
BTC0.00025 BTC750円
ETH0.0135 ETH2,700円
USDT他ステーブルコイン25 USD3,500円
BTC=\300万、ETH=\20万、$=\140で計算

以前は月1回まで出金手数料無料というサービスがありましたが、現在は無くなっています。

>>Blockfi公式(出金手数料)

追記(2022/11/1):

Blockfi visaカードを持っていて、毎月の利用が100ドル以上の人は、BTC月1回出金無料の権利が付くみたいです。

ロクマ
ロクマ

まぁどっちにしろハードルは高いですね・・・

カストディとは

カストディとは仮想通貨の保管場所です。

Blockfiはユーザーから預かった仮想通貨の保管場所(カストディ)としてGemini(ジェミナイ)を採用しています。

Geminai(ジェミナイ)とは?

セキュリティーで評価の高いカストディアン。

仮想通貨関係では世界初となる金融向けセキュリティテストSOC 2 Type 1に合格。

高いセキュリティが評価されAon社からユーザー資金に対する保険を取得

ロクマ
ロクマ

Blockfiのセキュリティーは間違いなく世界トップクラスです

競合との比較

Blockfiの特徴がわかったところで、今度は競合と比較していきます。

競合比較:金利

まずは金利から。

以外と国内が頑張っています。USDTなどステーブルコインはBlckfiが最も高いですね。

銘柄所在地BTCETHUSDTUSDC備考
Blockfi海外3.5%3.5%8.75%8.5%
Nexo海外4.0%5.0%8.0%8.0%
BitLending国内8.0%8.0%8.0%8.0%
HashHab国内3.0%5.5%4.0%

海外のサービスは、預ける額や期間によって金利が変わります。

Nexoは「ランク」によって金利や手数料も変わるので、興味がある人は公式に行ってみてください。

ロクマ
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表の名前のとこをクリックしたら公式に行けます

Nexoはシステムがややこしい・・・

競合比較:出金手数料

次は出金手数料の比較です

Blockfiの出金手数料はステーブルコインが他より高いです。

ステーブルコインの金利はBlockfiは他より高いので、手数料が高いのはちょっと残念。

銘柄所在地BTCETHUSDTUSDC備考
Blockfi海外750円2,700円3,500円3,500円
Nexo海外※600円※250円※140円※140円・月1回は無料
・以降はネットワーク手数料のみ負担
BitLending国内1,500円1,250円140円140円
HashHab国内1,500円1,000円2,100円
BTC=\300万、ETH=\20万、$=\140で計算

Blockfiのステーブルコインは金利が高いけど手数料も高い。

なので、ある程度まとまった額を預けるのならBlockfiは他より有利と言えそうです

Nexoの出金手数料に関して

Nexoの出金手数料は月1回のみ無料で、それ以降はネットワークに払う分だけユーザーが負担します。

世界最大のBINANCEという取引所のネットワーク手数料を仮で入れたので、Nexoの送金手数料は参考値として見てください。

競合比較:ロック期間など

銘柄所在地ロック期間出金までのタイムラグ備考
Blockfi海外無し2-3営業日
Nexo海外1カ月即日ロック期間無しも選択可能
→その場合金利が1%下がる
BitLending国内1カ月7営業日
HashHab国内1カ月最大2ヵ月
BTC=\300万、ETH=\20万、$=\140で計算

レンディングの最大の敵が出金までのタイムラグです。

その、出金までのタイムラグはBlockfi含む海外勢の方が日本より柔軟な感じですね。

Blockfiの強み(メリット)

競合比較からわかるBlokfiの強みは次の3つです。

  • 金利はUSDTなどのステーブルコインが強い
  • しかし、ステーブルコインの出金手数料は他より高い
  • 出金までのタイムラグが少ない

以上のことから、ある程度まとまった額のステーブルコインを預けるのなら、どこよりもBlockfiが効果的ということがわかります。

ロクマ
ロクマ

この結論がこの記事のキモです

Blockfi以外の選択肢

まとまった額のステーブルコインをレンディングするのなら、Blockfiが効果的といことがわかりました。

ではビットコインやイーサリアムを預けるなら、どこが有利でしょうか?

競合比較を見る限り国内のBitLendingが頭ひとつ抜き出ています。

特にBTCやETHで8%のレートを出しているレンディングサービスは、世界中どこを探しても見当たりません。

>>Bitlendingスターターガイド

BitLendingの金利が高いのは今だけ?

Bitlendingの金利が高いのは以下の2つが理由です。

  • 国内3番手スターターとしての差別化
  • 自社の利益率をおさえている

つまり、国内シェアを取るためにちょっと無理しているってことです。

なので、Bitlendingの高い金利はシェアを獲得するための一次的なものと捉えるのが正解かもしれません。

ロクマ
ロクマ

高い今の内にもらっていくのが得とも言えますね

↓関連記事↓

Blockfiの始め方

それでは最後にBlockfiの始め方を図解します。

まずはBlockfiの公式ページに行きます。

Blockfiは日本語対応していないのでブラウザの翻訳機能を使いましょう。

>>Blockfi公式ページ

アカウント登録

  • Getstartedを押し、必要事項を入力
  • Blockfiから届くメールのclick hereをクリック
  • Back to loginをクリックしてログインする

以上でアカウント登録は完了です。

個人情報の入力

次に個人情報を入力していきます。

ブラウザの翻訳機能を使いましょう。

  • 個人とビジネスがあるので個人(Individual)をクリック
  • 画像を参考に必要事項を入力

・アンケートに答える

今すぐはじめるをクリック

以上で個人情報の登録は完了です。

そのままの流れで本人確認に進みます

本人確認

個人情報まで終わったら、そのままの流れで本人確認に進みます。

使用できる書類
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 自撮りなど案内に沿って進めてください
  • 完了です画面が出たら完了です。

まとめ:Blockfi

今回は以下のことを深掘りしました。

  • FTXの融資の意味合いとユーザーの影響
  • Blockfiの強み
  • Blockfiの始め方

FTXの融資など

Blockfiを検討する上で必ず考えないと言えけないのはFTXとの関係です。

買収が成功したら、経営基盤がより強くなってユーザーにとってもメリットが多いと言えそうです。

Blockfiの強み

競合と比べBlockfiはステーブルコインに強みがあります、しかし出金手数料が高いので、ある程度まとまった額を預けるのが効果的といえます。

BTCやETHの預入先としては国内のBitLendingが頭ひとつ抜けています

レンディングは様々な会社が、いろんなコースを準備しています。

自分に合ったサービスを探すだけのも楽しいので、ぜひいろいろ見てみることをおすすめします。

ロクマ
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大事なのは分散投資

↓関連記事↓

■元手100万の支払手数料の比較■■

※2023/1
※bitFlyerの売買手数料は、直近1カ月の取引量が100万円として計算
※仮想通貨の出金手数料はBTC=300万/ETH=20万/XRP=50円で計算

これは、100万円の元手でスタートした場合の、各社に支払う手数料の比較です。

忖度を全て排除し、徹底的にユーザー目線で作った比較表です。

完全無料なのはBITPOINTだけ

ロクマ
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web広しと言えど、なかなかこんな表は無いはず。

詳細は下の記事で確認できます。

>>【国内最強】BITPOINT(ビットポイント)手数料|徹底的に他社比較

この記事は以上です。

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