まだベータ版ではありますが、国内の暗号資産取引所としてはCoincheckが初めてNFTのマーケットプレイスを開設しましたので、実際にどんな感じか試してみました。
HowToを含め所見を記事にしてみます。
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- 詳しくは下の記事からどうぞ
CoincheckでNFTを買ってみます
NFTを買うには「イーサリアム」が必要です。
イーサリアムを買うためには「日本円」が必要です。
ってことで最初にやることはCoinchechに「日本円」を入金することです。
日本円を入金する
銀行振込、コンビニ入金、クイック入金から選べますが、手数料的に一番安い銀行振込を選択しました。下の振込先に今回は5万円を振り込みます。
10分もしないうちにウォレットに入金がありました。
メールでも「入金確認」が届きますので、他のことやっていてもスマホが入金を教えてくれます。
イーサリアムを買う
販売所でイーサリアムを買います
①販売所(購入)
②ETH
③数量設定(デフォルトは購入可能なMAX数量が表示されます)
④「購入する」ボタンを押す
イーサリアムが購入されました
備考:50,000円で買ったイーサリアムが一瞬で48,349円に!?
これは市場でイーサが急落したのではありません。
Coincheckさんに(実質的な)手数料として抜かれたんです。。
これが「スプレッド」ってやつです。僕は50,000円で買ったイーサを、次の瞬間売ろうとしても48,349円にしかなりませんよってことです。
僕が50,000円を支払って買ったイーサは 日本のどこかで48,349円で売った人がいるってことですが、Coincheckのイーサが入っているプールは実質 何にも動いていません。
誰かが48,349で売った(Coincheckのプールにイーサを入れた)のを僕が買ったってだけです。
今度僕が48,349円でイーサを売るとしましょう。そしたら誰かが50,000円でそのイーサを買います。
プールの中のイーサは実際には微動だにしていません。ただ所有者が変わっていくだけです。
だけどCoincheckさんにはチャリンチャリン「スプレッド」と言う名の収益が溜まっていきます。
Coincheckに限らず国内取引所の「販売所」には全てこの「スプレッド」が発生します。
販売所の最大の利益がこの「スプレッド」と言われる見えない手数料ですので、暗号資産の購入は「スプレッド」の発生しない「取引所」での取引が有利だと言うことが分かります。
しかし残念ながらCoincheckの取引所ではイーサリアムは買えませんので、イーサが取引所で買えるbitFlyerでイーサを買って、NFTが買えるCoincheckにイーサ移管するってのも検討すべき方法かもしれません。(CoincheckのNFTが本格稼働して、どうしても買いたいNFTがそこにある場合は・・・)
CoincheckのNFTマーケットプレイスの状況
現在のCoincheckのNFTマーケットプレイスの状況はベータ版と言うこともあり、まだ「魅力いっぱい」ってわけでは正直ありません。
ベータ版がスタートした2021年の3月時点では2種類しかNFTコレクションがなかったのが、1年間かけて、5種類のコレクションを売買できるようになっています。
まだ成長過程なので今後に期待です。
下の図は実際の取引画面です。
実際にCoincheckのマーケットプレイスでNFTを買ってみる
それでは準備した5万円分のイーサリアムを使ってNFTを実際に買ってみましょう。
今回は予算内で買えるサッカー選手の小野伸二さんのトレーディングカードのNFTを買ってみます。
「購入確認」ボタンを押す
確認画面が出るので、良ければ「購入」ボタンを押す
これで購入は完了です
買ったNFTを出品してみる
今度は購入したNFTを売りに出してみます。
所有しているNFTを選択すると「出品」と「出庫」を選択することができます。
「出品」とはNFTをCoincheckのマーケットプレイス内で売りに出すことで、「出庫」とは一旦メタマスクなどの外部ウォレットに出庫して、他のマーケットプレイスで売りに出す方法です。
もちろんメタマスクに入れて、そのままコレクションとして持っていても全然OKです。
今回は「出品」を選択します
必要箇所を設定して「出品」を押します
・受け取る通貨はETHが良いと思います
・出品金額を設定
・販売手数料で0.05ETH(約1800円)取られます
・利益が0.045ETH(約16200円)
以上で「出品」は完了です
まとめ
国内初のNFTマーケットプレイスであるCoincheckで実際にNFTを買ってみて、それを出品までしてみました。作業自体は簡単で、慣れるのに時間はかからないと思います。
重要なのは「コンテンツ」ですが、コレクションは5つと決して多いわけではなく これからに期待です。一早くNFTのマーケットプレイスを開始したという姿勢は素晴らしく、「日本のNFT市場と言えばCoincheck」と言われるようになれば、人も集まりコレクションもさらに充実していくと思います。
今回はCoincheckでNFTを買うHowtoを記事にしましたが、次回は買ったNFTをOpenseaで売るって手続きを記事にしてみたいと思います。
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web広しと言えど、なかなかこんな表は無いはず。
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この記事は以上です。
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