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【NFT】市民権獲得までのロードマップ

【NFT】市民権獲得までのロードマップ NFT
この記事は約16分で読めます。

NFTが世間一般に浸透して行くまでの流れは よくスマホを例にとって説明されます。

スマホが出た当時は「折りたたみ携帯に取って代わる」と言っても誰も信じませんでした。

NFTもスマホと同じようにその将来性や可能性を信じている人がたくさんいます。

そんなNFTですが、まだまだ「ニッチな文化」感は否めません。

NFTが今後どのように展開して、どのように市民権を獲得していくかのロードマップを作ってみようと思います。

この記事が解決すること
  • NFTに興味がある人
  • NFTの将来がどうなるか知りたい人
  • NFTが今後どのように発展していくか知りたい人
  • NFTへの投資を考えている人
この記事を書いた人
  • 2021年10月から仮想通貨投資を始め
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NFTとは

まず超簡単に「NFTとは」に関して説明しておきます。

NFTとは「デジタル上の鑑定書」って認識でOKです。

改ざんがほぼ不可能な「ブロックチェーン」技術を拠り所にした「本物」と「唯一無二」って証明(鑑定書)がNFTです。

この「本物」と「唯一無二」って証明がJPRG画像に、物理的なアート作品同様の価値を生み出し、コレクターが金銭を払ってそのJPEG画像を購入し所有すると言う流れを作り出しました。

コレクターはそのNFTを他の暗号資産と一緒に自分のウォレット(ネット上の財布)に保管します。

ちなみにNFTはコピーガードの技術ではありません。NFTのJPEG画像はいくらでもコピーができます。

コレクターの自尊心を満たすのは「このJPEGこそがクリエーターが認めた唯一無二の本物である」って鑑定書がついていることです。

モナリザの本物とレプリカがあることと全く意味合いは一緒です。

NFT以前

NFTが生まれる以前の「アート界」のイメージです。

価値がある「アート作品」は「リアル」にしか存在しません。

「リアル」は「物理的な」って意味から「フィジカルアート」って言ったりします。

コピペが可能で、本物とか偽物なんてものは無いJPEG画像には「アート的な価値」って概念すらありませんでした。

「NFT以前」の取り巻く環境はこんな感じです↓

ネット上のJPEG画像に価値なんてありません。

海賊版のマンガや違法コピーの音楽が蔓延り、クリエーターには非常に厳しい時代です。

収入的に厳しいので、イカ天の80年代にはあんなにいた「バンドをやりたい!!」って高校生は見る影もなくなりました。

サブスクになって、違法コピーの課題はそれなりにクリアされたものの今度はプラットフォームの取り分が高く、ミュージシャンにはあまり収入が届かないという新たな課題が生まれました。

世間はインターネットの恩恵にあやかり、Befor Internetに比べると随分と便利になりましたが、一方、After Internetの時代はクリエーターにとって冬の時代だったと言えます。

NFT後(現在)

現在の状況はこんな感じです。

デジタルの中にNFTが生まれましたが、市場規模はまだまだ小規模です。

NFTの世間一般の立ち位置は、ちょっとIT系に詳しい人とか、暗号資産をかじっている人が聞いたことがある 程度で、感度が高い人が興味を持ち始めているに過ぎない感じです。

現在のNFTのユースケース↓↓

  1. プロフ画像
  2. アート作品
  3. トレーディングカード
  4. ゲームのアイテム

プロフ画像ってのはTwitterとかLINEなんかのプロフィール画像のことで、BACYなんかもこの目的で買われるパターンがほとんどだと思います。

個人的な見方としては、このプロフ画像とアート作品ってのは、正直 普通の人にはあんまりニーズは無いように思います。

好きなアーティストの作品をコレクターとして集める需要は今後もあると思います。

なので、アーティストにとっては「ファンを作る」って目的を過去も未来も継続的に持つことができる。なおかつNFTによってマネタイズも以前よりしやすくなるってことで、アーティストにとってはNFTは素晴らしい技術だと思います。しかも、NFTと一点もののアート作品は相性も良い。

が、普通の人はプロフ画像って10枚も持ってりゃこと足りるわけで、小遣いに占めるプロフ画像やアート作品に占める割合って決して多くないと思います。

小遣い帳の摘要「趣味」で割合が多いのは「音楽」と「マンガ」です。

この2つに共通して言えるのは「実需がある」ってことで、どっちも「暇つぶしができる」って用途があります。

なので、市場規模が大きい。

マンガは暇な時間に読めるし、電車の中で聞く音楽も広義で言ったらひまつぶしです。

プロフ画像にはそれはありません。

自己満足と「わかる人にはわかる」って言うコレクターの心理だけで、「実需」って意味ではマンガや音楽にはかなわないってのが実際です。

現在のNFTを取り巻く環境↓

現在、NFTの中心は「アート作品」が主で、市場規模の大きい「音楽」と「マンガ」はまだ、本格的にNFTの市場が始まったとは言えません。

そもそも「音楽」と「マンガ」はNFTと相性が良いとは言えず その理由が「マネタイズ」です。

「マネタイズ」とはつまり、クリエーターに正しく収入が行く仕組みってことです。

NFTはそもそもコピーガードの技術ではなく、証明する技術なので、別に偽物でも構わないって消費者に思われてしまう分野では強みを発揮しません。

マンガと音楽がまさにそうです。

偽物でもストーリーがわかってしまう「マンガ」は正しく作者に収入が行きません。

そのあたりをどうクリアして行くかがNFTの世間への浸透する鍵を握っていると個人的には思います。

現在のマンガと音楽のNFTへのアプローチ

マンガのアプローチ

将来的に出版の基盤を変革する可能性を秘めたNFTに、出版会社が何のアプローチをしていないはずもなく、講談社がテスト的な取り組みを開始しています。

NFTプラットフォーム「Kollektion」にてマンガ作品を用いたプロジェクトのα版を提供開始|KLKTNのプレスリリース (prtimes.jp)

NFTにより、作者が出版に頼らず自力で収入を得る仕組みを構築しちゃったら、一番困るのは出版会社なので、そりゃ出版会社もNFTを無視できないわけです。

このプロジェクトは講談社がマーケットプレイスを展開し、マンガをNFT化して販売。

1次販売のみならず2次販売(フィジカルで言う中古販売)に関しても作者に収入が行くようにするっていうプロジェクトみたいです。

音楽のアプローチ

After Internetにおいて一番ネガティブな被害を受けたのは音楽アーティストだと思います。

そんな状況なだけに、音楽に関するNFTのプロジェクトは数多く立ち上がっているように感じます。

音楽NFTが実現する、新たな試聴体験とコミュニティの形 | MASSAGE MAGAZINE マッサージマガジン (themassage.jp)

この中で僕が特に注目しているプロジェクトが「Catalog」です。

要約すると、「アーティストが1枚もののレコードを販売するためのプラットフォーム」

消費者がこのプラットフォームで音楽NFTを買ったら、様々な付加価値を得る仕組みです。

付加価値とは、そのアーティストのサブアカへのアクセス権とか、LINEにアクセスする権利とかそんな感じです。当然所有権もNFTを買った人に付与されるので、再販することも可能です。

再販の際には、アーティストにもインセンティブが入ります。

さらに、音楽コンテンツはCatalogが所有するサーバーに保存されるのではなく、IPFSという分散型のストレージに保存されるので、もしCatalogが潰れてもコンテンツ自体は残り続けるので、継続的にアーティストにインセンティブが入り続けます。

このアーティスト セントリック(中心)なとことが、このCatalogの一番の魅力だと思います。

文化の両輪は「ニーズ」と「サプライ」です。

現在は「ニーズ」はあるのに「サプライ」が足りていない状況だと思います。

Apple Musicなどのプラットフォームが中抜きしすぎて、アーティストに十分な収入が入らない。

収入が少ないから、目指す人も少ないし、ビッグアーティストが生まれない。

なんか、突き抜けたミュージシャンもいない印象で、それはサブスク文化がもたらしたネガティブな影響だと思います。

クリエーターに寄り添うことを優先した、もっと言うとクリエータが儲かるように設計された「Catalog」は、そんな状況を突き破る可能性を持っていると思います。

詳しいサイト→【音楽NFT】 Catalogについて詳しく説明してみる|無常 @ 音楽3.0|note

NFTの将来(短期スパン)

ここからが本題になるのですが、、

近い将来に起こりそうなのが「リアルとNFTの融合」です。

まだ、一部分の融合なのですが、例えると「NFT握手会」とか「アディダスの例」とか「メタバースでの土地の販売」なんかがあげられます。

NFT握手会

これがどんなんかは下のリンクのほうがイメージしやすいと思います。

コロナ禍のアイドル握手会を感触伝送技術「リアルハプティクス」で遠隔化|モーションリブ株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)

主な目的は「コロナ対策」ですが、「握手できる権利」でNFTを絡めると商売のにおいがしてきます。

VRでアイドルさんに会いながら、「アンドロイドの手」とフィジカルな握手ができる。

その「アンドロイドの手」には実際のアイドルのモーションがプログラミングされている。

そんな権利です。NFTにより「この手の動きはアイドルの動きに間違いない」ってことが証明がされています。まぁ解りやすい「リアル」と「NFT」の融合例です。

これを進めると、「コンサートに参加する権利」であったり、もっと進めると「デートができる権利」なんかもNFT化するかもしれません。

adidas Originals

NFTにメタバース(仮想空間)でのスニーカーと、それと同じリアルのスニーカーを手に入れる権利をつけた例です。

約9万円で売り出されたこのNFTは、3万点がほぼ完売しました。

約26億円の売上です。

コレクターはNFT云々より「3万点の限定販売」って方に心を奪われたのが実際だと思うのですが、このような試みがNFTであったりメタバースを徐々に広げて行くのだと思います。

ライバルのNIKEも同じようなプロジェクトを進めているのだとか。

ニュース記事:

コロナ禍のアイドル握手会を感触伝送技術「リアルハプティクス」で遠隔化|モーションリブ株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)

公式:

adidas NFTが登場: メタバースの世界へようこそ | 【公式】アディダスオンラインショップ -adidas-

メタバースでの土地の購入

「リアルとNFTの融合」と言うよりは、「リアルとメタバースの融合の準備」って感じですが、仮想空間での土地の購入が実際に進んでいます。

代表的なNFTゲーム「The Sandbox」では土地を売りに出しており、アディダスやグッチ、ワナーミュージックなどがその土地を購入しています。

サンドボックスの土地の状況↓↓

2~3年後のNFT展望

近い将来(2年~3年)は、コレクターやアイドルのファンなど、まだ小さいコミュニティーでNFTが浸透して行くと思います。

NFTを買ったり参入している人達は、別に「NFTを購入している」って言う意識ではなく、これまでのコレクション活動やファンとしての応援活動の延長として、結果NFTに参加したって形になると思います。

なので、NFTに積極的なIPであったり芸能の分野から自然発生的に浸透していくのがNFTの市民権核との第1段。

音楽の分野でも、クリエーター中心にNFTは広がって行くはずです。

NFTで大きな収益を得るバンドが出始めて、狭い世界ですが話題になっていくのではないでしょうか。

マンガに関しては、まだ海賊版に悩むフェーズは終わっていないと思います。

漫画家ファーストなプロジェクトが出始めたら、そこにコンテンツが集まるはずですが、まだ出版社主体のプロジェクトしか無いのが現状です。

音楽で可能ですので、マンガの世界でも技術的に何か手があると思うのですが、2~3年ではパラダイムシフトになるようなプロジェクトは生まれないと思います。

2~3年後のNFT像は、「世間全体に」ってよりは、「一定のコミュニティー間で限定的に」広まる。

そんなイメージです。

長期的なNFTの将来(ロードマップ)

長期的(5年~10年)なNFTの展望です。

下の図は現在のイメージです。

映像、音楽、ファッション、マンガ、GAMEなど様々なプラットフォームがありますが、運営する会社も違いますし、お互いが関わっているわけではありません。

エコシステムは希薄な状態です。

エコシステム:違う分野であったりプラットフォームが相互に関わり合い、そのシナジー効果で互いに発展することを目指すシステム。

次に近い将来(2~3年後)の図です

それぞれのプラットフォームが相互に重なり合い、そのコンテンツは壁をまたいで使用できるように成っていきます。エコシステムの形成の成長段階です。

しかし、プラットフォームごとの重なりは、それぞれ非常に近い部分に限られます。

adidasのNFT(アバター)とフィジカルなスニーカーとか、意中のアイドルとのデート権とか、、

そんな「小さい輪っか」が無数に出来ていきます。

adidasのコレクター集団、Nikeのコレクター集団、乃木坂のファン、欅坂のファンetc etc

長期スパン(5~10年)の展望

プラットフォームはメタバース内で融合されるイメージです。

消費者はメタバース内でリアルと同じように、コンテンツを楽しむ=生活するって状態になると思います。

メタバース内のコンテンツになるためにはNFTであると言う条件が必要なので、この段階でNFTは市民権を完全に得ることになると思います。

プラットフォーム独自の規格だと、仮にメタバース内に入れても、そのプラットフォームの壁を超えることができないので、使用勝手が悪い、ちょっと使いものにならないって判断です。

友達との待ち合わせもメタバース内でされて、メタバース内で仕事を済ませる人も出てくるでしょうし、メタバース内の人間関係も生まれてくるでしょう。

メタバースと既存の仮想空間の違い

メタバースと既存の仮想空間(フォートナイトなど)の決定的な違いは「所有権」と「その世界がサーバーに依存していない」ってことです。

NFTの用途は「本物の証明」と「唯一無二の証明」です。

NFTを保持していると言うことは「本物を保持している」という証明につながり、それはすなわち そのものの「所有権」を保持しているってことと同義語になります。

土地、家屋を含むメタバース内にあるものはNFTなので、その全てに「所有権」が存在しています。

あなたがログインした先のメタバース空間の土地は誰かのものですし、友達を自分の部屋に招きたいならその部屋を購入するか賃貸して「所有」しないといけない。

そこで聞く音楽もあなたの「もの」ですし、読むマンガもあなたに「所有権」があります。

そしてこれらの「所有権」は仮にそのサービスの提供元が潰れても無くなることがありません。

NFTがブロックチェーン上に展開していますので、半永久的に存在し続けます。

一方で既存の仮想空間はその運営会社が「サービス終了」と決定したら、基本すべて「無」と化します。

課金して買ったものでも、所有権がユーザーに有るわけではありません。

返金サービスなどありますが、極端な話し 運営が夜逃げしてしまえばそれまでです。

ブロックチェーン上にあるNFTは、運営がいなくなろうが何しようが、データは残り続け当然「所有権」が消えて無くなるなんてことはありません。

まとめ

NFTが完全に市民権を得るのは「メタバース」の浸透が不可欠だと思います。

メタバースが浸透するとサブカルチャーの絶対的な主役「マンガ」がNFT化され、爆発的にNFTが普及すること予測します。リアルでは難しい「マンガ」と「NFT」の融合ですが、メタバースだと問題は簡単に解決すると思うからです。

「メタバース内でしか読めないマンガ」を作るだけで、事実上 海賊版は絶滅です。

しかし、メタバースが浸透するまで5年~10年かかると言われています。

まだまだ長い月日を必要としますが、NFTに将来性があるのとメタバースが世間に浸透する新しい概念であることは間違いないと思っています。

メタバース内で使用される通貨は法定通貨ではなく暗号資産です。

5年10年後、メタバースが浸透しきった段階で流通する資金量を考えたら、現在の資金量は全然少ないと個人的には考えています。

つまり、メタバース内で使用されるであろうイーサリアムとポリゴンなんかに流入している資金量は、メタバースが本格化したらより膨れ上がると予測しています。

投資家がそこに目を付けないはずもなく、スパイラル的な資金流入もあり得ます。

資金量が増えれば当然、価値も増すわけで、イーサやポリゴン、あとフローなど、NFT関連銘柄に長期スパンで投資する有効性があるって考えていることもこの辺に根拠があります。

■元手100万の支払手数料の比較■■

※2023/1
※bitFlyerの売買手数料は、直近1カ月の取引量が100万円として計算
※仮想通貨の出金手数料はBTC=300万/ETH=20万/XRP=50円で計算

これは、100万円の元手でスタートした場合の、各社に支払う手数料の比較です。

忖度を全て排除し、徹底的にユーザー目線で作った比較表です。

完全無料なのはBITPOINTだけ

ロクマ
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web広しと言えど、なかなかこんな表は無いはず。

詳細は下の記事で確認できます。

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この記事は以上です。

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