円安対策で銀行預金をドルに換えることを考えている人も多いと思います。
でも為替リスクをヘッジする場合、メガバンクの外貨預金よりも仮想通貨のほうが手数料が安いって知ってましたか?
外貨預金≒DAI(ダイ)を買う
DAI(ダイ)を選択するだけで、外貨預金と同等の効果で手数料を外貨預金より約0.7%削減できます。
100万の外貨預金であれば約7,000円、預けて下すまで考えるとその倍のコスト削減です。
こんにちは。ろくまです。
今回はそのあたりを解説します。
- 2021年10月から仮想通貨投資を始め
- それからNFTやSTEPN、Defiなどを体験
- 仮想通貨レンディングも6桁運用中
- 令和4年の12月に脱サラし、現在フリーランサー
DAI(ダイ)とは?
DAIは1DAI=1ドルを目標価格としてつくられた仮想通貨です。
「仮想通貨」って聞いただけで拒否反応を示すのは損しますよ。
私も1年前までは「拒否反応」しかありませんでした。
チャートからDAIが1ドルをずっとキープしていることがわかると思います。
1ドルを維持する仕組みは「運営がDAIの発行数より多い担保を保有している」という安心感です。
運営:MakerDAO/担保:ETH、BATなど複数の仮想通貨
DAI(ダイ)はステーブルコイン
ドルと同じ価値を持つことを目的とした仮想通貨をステーブルコインと言います。
DAIもステーブルコインの1つで、他にはUSDT、USDCなどが有名です。
ただ、日本で買えるステーブルコインはDAI(ダイ)だけです。
しかもDAIを購入できるのは国内ではGMOコインだけ。
GMOコインに登録→DAIを取引所で買う
これだけで外貨預金と全く同じ為替リスクヘッジ効果を得ながら、手数料を外貨預金より0.7%抑えることができます。
GMOの登録は簡単だけど、0.7%手数料をおさえる方法は間違いがちなので、最後までこの記事を確認してください。
GMOコインはDAIが買える国内唯一の取引所って利点だけでは無く、送金手数料が無料など、手数料設定がトップクラスで安かったり、アプリが使いやすいなど、自信を持っておすすめできる取引所です。
DAI(ダイ)のリスク
DAIも仮想通貨なので、担保価値の暴落などで1ドル価値から乖離するリスクがあります。
記憶に新しいのは2022年5月のUSTと言うステーブルコインの崩壊です。
DAIよりも規模の大きいUSTが1夜にして紙屑のようになってしまいました。
USTは無担保型ステーブルコインといわれ、アルゴリズムだけで1ドル価値を保つ仕組みだったので、担保のあるDAIとは根本が違うけど、総資産が全仮想通貨の中でもトップ10に入るようなステーブルコインの崩壊はかなりのインパクトでした。
ただ、DAIには担保があるし、上場来ずっと1ドルをキープしています。
下は長いスパンのDAIのチャートです。
2022年5月のUST崩壊影響も受けず、1ドル価値を維持しています。
イーサリアムやBATなど仮想通貨の担保もあるので、崩壊リスクは低いと私は判断しています。
ここは個人の判断です。
DAI(ダイ)の買い方
それではDAIを実際に買ってみましょう。
DAIは次の4つのSTEPで買えます
STEP1:GMOコインに登録
STEP2:本人確認
STEP3:入金
STEP4:DAIを買う
このSTEP1~3までは、流れにそって行けば1時間もしないで完了します。
STEP4の「DAIを買う」ってところは「取引所」を使わないと手数料を安くおさえられません。
「販売所」を使ってしまうと外貨預金より手数料が高くなるので注意が必要です。
STEP4はなるべく説明を確認してください。
STEP1~3の詳細説明記事
STEP1~3まで:登録→本人確認→入金
PCでこの画面を見ながらスマホで口座開設するのがおすすめです。
スマホで口座開設する場合は下のQRコードをスキャンしてください。
PCで口座開設する場合は下のリンクから口座開設に進んでください。
口座開設は流れに沿って進めれば10分もしないで終わります。
本人確認
本人確認は自撮りをするのでスマホしか使えません。
本人確認をGMOに送信してから審査があります。
本人確認10分→審査10分くらいの感覚です。
1時間みてれば問題無いと思います
入金
本人確認の審査が終わったら、GMOから「審査完了メール」が届きます。
そのメールにある最終的なSNS認証をしたら、口座開設の完了です。
「次のステップへ」をタップすると、振込先が表示されるので、そこに振り込みをすれば入金も完了です。
登録~入金までの詳細記事↓
STEP4:DAIを買う
入金まで済ませたらいつでもDAIを買えます。
- ログインしたら右下の赤枠のとこをタップ
- 上に表示されるタブから「取引所 現物」を選択(注)
- 「DAI」をタップ
(注)「取引所 現物」をちゃんと選びましょう。
間違えても「販売所」を選ばないように・・・
DAIだとわかりにくかったのでビットコインで説明します。
「取引所」だと283万で買えるビットコインが「販売所」は290万出さないと買えません。
5%前後販売所は取引所より割高です。
確実に「取引所 現物」で買うようにしましょう。
販売所で買うくらいなら外貨預金のほうが良い
- DAIの取引画面で「注文」をタップ
- 数量を入れ(今回は100としました)「確認画面へ」をタップ
- 「注文確定」をタップしたら注文の完了です。
約定したらメニューの「保有/資産」から詳細を確認できます。
14,063円の約定代金に対して7円しか手数料を取られていないので、手数料率は0.05%です。
銀行の外貨預金との比較
この基準で行くとGMO コインは0.07円です。
住信SBIネット銀行の0.02円、PayPay銀行の0.05円には負けてます。
だけどGMOコインは手数料を無料、と言うよりマイナス手数料、つまり手数料を払うのではなくもらえてしまうって裏技があります。
100万円をドルに換える場合の為替手数料
1ドルに対する 為替手数料 | 100万円に対する 為替手数料 | 備考 | |
GMOコイン | 0.07円 | 500円 | 無料にする裏技あり |
住信SBIネット銀行 | 0.02円 | 145円 | |
PayPay銀行 | 0.05円 | 360円 | |
りそな以下メガバンク | 1.00円 | 7140円 |
住信SBIとPayPayはすごい・・・
ただ、為替手数料的にはメガバンクはやめといたほうが良いってことは言えそうです。
手数料を無料にする裏技
GMOコインの取引所手数料設定:Taker 0.05%/Maker▲0.01%
このMaker▲0.01%を利用するって方法です。
▲0.01%ってのは手数料がもらえるってことです。
100万の発注が約定したら100円もらえる
Maker(メーカー)とは?
Makerとは板に新しい値付けをする発注のことです。
価格の羅列を「板」と言い、板に無い価格で注文をすることをMakerと言います。
既に板にある価格で注文をする方法をTaker(テイカー)と言う。
成行は全てTaker
板に無い指値だけMakler、指値でも板に既にある価格ならTaker
成行=Taker
指値≠Maker
指値でもTakerになってしまうケースがあるので注意
板に無い140.624円で100DAI注文を出しました。
この価格で約定したらMaker確定です。
約定した14はMakerが確定したので、手数料が取られていません。
約定金額が1,969円と少ないので四捨五入されて手数料はゼロですが、約定金額が大きければ手数料がプラスになります。
Makerの難しさ
ビットコインのように取引量が多ければ難易度は下がりますが、DAIはそれほど取引量が多いい訳ではないのでMakerを成立させるのは簡単ではありません。
指値をしてもその価格で「売っても良い」って人がいないと取引は成立しません。
感覚的には10万円を超えるようなMakerを成立させるのは至難の技かもしれません。
実際に今回も100のうち約定したのは14だけ・・・
でも根気よく価格を出し続けたら全てMakerで約定するのも無理な話ではありません。
手間と節約する費用を天秤にかけて判断してください。
まとめ
おさまるかに見えた円安も年内は変化の気配がありません。
これを機に預金の一部をDAIに換えて円安対策の幅を広げてみませんか?
>>GMOコイン公式
この記事は以上です。
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