2021年の11月ごろビットコインはATH(過去最高値)を記録し そこからは下降基調です。
現在はATHの65%くらいで推移しています。
株式に比べてもボラティリティ(乱高下)が激しい暗号資産ですが、その暗号資産に投資する優位性に関してまとめて行こうと思います。
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ビットコインのロングスパンの週足
下のチャートはビットコインのロングスパンの週足になります、乱高下はありますがトレンドラインは緩やかな右肩上がりになると個人的には思っています。
このトレンドラインは人によって引き方は まちまちですので「このトレンドラインが正解」と言うのはありません。これは1つの例です。
赤い線は大体年利140%の右肩上がりになります。当然、赤い線から上振れすることもあるでしょうし、逆に下振れする局面もあると思いますが、3年、5年などのロングスパンで見たらこのトレンドラインの角度は大きくはブレないのではないかと思っています。
その根拠を次のパートで説明します。
トレンドラインが角度を維持すると思う根拠(優位性)
投資判断で重要なのは「今後どれだけ資金が集まるか」ってことです。
極論、これが解れば投資は勝ちです。
資金が集まるスパンは1時間や1日とかではなく、年、しかも3年~5年のロングスパンで見るのが正しい見方だと思います。
10分20分で資金の出し入れをするデイトレという方法もありますが、これは正直 素人には難しい方法で、熟練された経験と知識が無いと不利です。
一般的に言われる「投資」とは若干はずれる気がします。
暗号資産には長いスパンで見て、資金が集まることが期待できる要素が複数あります。
これらについて項目ごとに説明していきます。
Defi
暗号資産への資金流入根拠の1つ目はDefi(ディーファイ)です。
Defi(ディーファイ)とは
Defiとは「既存の銀行に変わりうる可能性を持ったシステム」と一般的に言われています。
銀行には本部組織があって、取締役がいて頭取がいます。これを「中央集権型金融」と言います。
一方Defiにはそれがありません。「分散型金融」と言われ その運営は「株式」と同じような働きをする「ガバメントトークン」を持った人達の「投票権」で成されます。
Defiは平たく言うと、「銀行と同じ様に暗号資産を預け入れることができ しかもそこに年利が付く仕組み」って理解で大方間違い無いと思います。
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Defiのリスク
当然暗号資産なので 値動きによるリスクは発生します。10Ethを預けて、それが10Ethを割ることはありませんが、Eth自体が値を下げることは普通にあり得ます。
また、「中央が存在しないので国によるコントールが全くがきかない」ってメリットが投資家にはあるのですが、これは国にしてみたらリスクになります。
マネロンの観点からも、投資家保護の観点からも、銀行を管理下に置いておくってことは国にとっては非常に重要なマターです。
Defiにはその国による規制が全く働かないので、国としては今後も「規制」に動くことが予想されます。
DeFiに限らず暗号資産にとって「規制」は継続的に存在する共通のリスクと言えます。
中国が「暗号資産を全面禁止」としてから暗号資産全体が大幅に値下げした経緯もあり、暗号資産に投資したら、これらの「規制」の動きは国内・海外に限らず敏感になっておく必要があります。
Defiへの資金流入
Defiに流れている資金は現在$77.35B(ビリオン)です。円にするとだいたい9.2兆円。
ピークは2021年の11月で、だいたい12.4兆円の資金がプールされていました。
日本で言うと、全国9位の預金量がある横浜銀行と同程度のようです。
2017年からわずか5年あまりで、、、です。
Defiへの資金流入はポートフォリオに暗号資産を組み込む大口投資家が増え始めていることを意味しています。
Defiの年利
代表的なDefiのユニスワップだとイーサリアムを置いておくだけで7%の年利が受け取れます。
同じような規模のある「パンケーキ」はBinanceという大手取引所が出資しているDefiなのですが、Cake/BNBのペアが年利35%くらいで運用されています。
NFT
暗号資産への資金流入根拠の2つ目はNFTです。
NFTとは
NFTとは「データに所有権を与える技術」です。
ニュースを時々騒がせる「JPEG画像に75億円の値が付いた」とか、「24×24のドット絵に8億円の値が付いた」って言う、一般人には全く理解が及ばない謎の技術です。
しかしこのNFTに資金が集まっているのは事実で、今はまだ「知る人ぞ知るニッチェな技術」の域を出ませんが、今後はスマホやLINEと同じように市民権を得て「やっていないとヤバイ存在」になると予測している人もいるのがNFTです。
クリスティーズで75億円の値が付いたBeepleの作品
8億円の値がついたクリプトパンクス
これらのJPEGが億と言われても全くピンと来ないと思います。
これは「所有権」は「データ」でも「リアル」でもどっちでも良い、という考えを持っている人達がいてその人達が これらのJPEGの「所有権」を得る為に高額の資金をNFTに投下しているってことです。
そしてその考え方は裾野を広げて今後は一般常識になっていくと僕自身も考えています。
リアルでもデータでも共通して言えるのは、「所有権」は唯一でなくてはならず また偽装ができない、と言う条件をクリアしないと成立しません。
データの世界でそれをクリアしたのが「ブロックチェーン」と言う技術です。
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NFTの今後
NFTの技術は「所有権をあたえるもの」ってことで、「コピーガードの技術」ではありません。
NFTもJPEGとしてのコピーはいくらでもできます。
なので、所有権に関係なく内容さえわかってしまえばいい「連載漫画」はNFTとの相性があまり良くありません。恐らくNFTが浸透しても海賊版が絶えることは残念ながら無いと思います。
NFTと特に相性が良いのは一点ものの「アート作品」です。
自分の作品に正しく収入が入るNFTアートは、アーティストにとって非常に画期的な技術ですので、一点もののアーティストにまずNFTは浸透していくはずです。
資金が一番集まるのはサブカルチャーの漫画、音楽、動画の分野ですので、そこにNFTが浸透していけば、集まる資金も半端ないと思います。
それには漫画家や音楽家に「正しい収入が入る」構造が確立する技術革新が必要で、一朝一夕に実現するものではなく、3年~5年の長いスパンで考える必要があると思います。
NFTへの資金流入
これはNFTの代表的マーケットプレイスであるOpenSea(オープンシー)の販売量の推移です。
昨年8月に取引量が急増していますが、NFTに投資する場合は「長期スパン」を基本姿勢にした方が良いと思います。
文化としてNFTが根付いていくことで、Defiとは違い投資家というよりは、一般大衆の資金が暗号資産に集まっていくことが予測されます。
しかしそれは一朝一夕ではなく、3年~5年と言う長いスパンで考えるのが賢明と思われます。
OpenSea, the largest NFT marketplace
メタバース
メタバースとはネット上の仮想空間のことです。
既存の仮想現実と一番の違いはメタバースはNFTと深く関わっているってことです。
つまり既存の仮想現実にはなかった「所有権」という概念が「メタバース」には存在するってことが一番の違いと言えます。
メタバース上の「土地」も「建物」も「絵画」もはたまた「あなた自身」も全てに「所有権」が付きます。もはやこれは「現実に等しい」と言っても過言ではありません。
ゲームの仮想現実はサーバーがダウンしたらおしまいです。「バーチャ」っていうか「幻」っていうか「夢」っていうか、、、プレイヤーには「誰にも侵害されない確固たる権利」ってものは実は存在していません。いくら課金していようが、サーバーダウンで大元がトンズラこいたら全部おしまいなわけで・・・
ブロックチェーン上にあるメタバースにはそれはあり得ません。
サーバーが存在しないので、理論上は半永久的に存在し続けます。
代表的なNFTゲームのSandBoxってゲーム内の土地はアディダスやグッチも購入していて、かなりの資金が集まっています。
サンドボックスの土地の購入状況
FaceBookが社名をMetaに変えたことも話題になりました。
当然これは「メタバース」に由来した社名変更なのですが、ここまでFacebookというネームバリューがあるなかで わざわざ社名を変更するということは、かなりインパクトのある動きだったと思います。
社名を変えないといけなかった理由は他にもあったようですが、巨大企業であるGAFAの一角がメタバースの将来性にベットしていることは確かです。
Facebook、崖っぷちの社名変更 「メタバース」も難路: 日本経済新聞 (nikkei.com)
ザッカーバーグのメタバースのイメージ動画です。英語なので何言ってるかよくわかりませんが、ビジュアルからイメージはできると思います。
暗号資産のリスク
暗号資産のリスクも当然複数あります。
- 値動きリスク
- ハッキング
- 政府からの規制
- 税金面
値動きリスク
ご存じの通り暗号資産には相場があり値動きします。
それにより得をする人もいますが、当然損をする人もいます。
しかも株式と違い「ストップ安」と言う制度がないので、安くなる時は底なしに安くなることがあり得ます。
昨年6月に話題となったTITANと言う暗号資産は1夜にして価値が42億分の1になったという伝説を残してしまいました。
暗号資産の代表的なリスクです。暗号資産への投資は「余裕資金」を使用するってことは何より大切です。
1日で42億分の1に下落した仮想通貨「TITAN」とは? – M&A Online – M&Aをもっと身近に。 (maonline.jp)
ハッキング
暗号資産は実態が存在しない「データ上の資産」です。現在はあまり聞きませんが、常にハッキングと言う危険にさらされていると思っておいた方が良いかもしれません。
そのために2段階認証など、可能なセキュリテーは全てやっておくことが推奨されています。
実際にあった事例としては2018年Coincheckの580億円にも及ぶNEM流出事件などがあります。
被害者にはNEMは補填されましたが、機会損失など目には見づらい損失があったのは事実です。
事件後はコールドウォレットや2段階認証の採用などCoinCheckのセキュリティは強化され、ハッキングの事例はありません。
CoinCheckに限らず、どの取引所もハッキングと言うリスクははらんでいるので、2段階認証など自己防衛できる対策は常にやっておくことが賢明です。
政府からの規制
中央の規制を受けない「ブロックチェーン」と言う技術は投資家にとっては有利に働きますが、政府にとっては決してウェルカムな技術ではありません。
マネロンに使われるリスクもありますし、投資家保護の観点からもコントロールが効かないのは政府にとってはジレンマなはずです。
暗号資産により資金が集まり出すと、政府は規制を強化することは想像に難くないです。
「中国の暗号資産全面禁止」など暗号資産は「規制」という動きに対しては敏感に反応して値を下げます。暗号資産に投資したら、このあたりの情報には常にアンテナを立てておく必要があります。
税金面
暗号資産の税金区分は「雑所得」です。
雑所得とは、給与所得などと合算され課税される「総合課税」で、なおかつ所得が多いほど税率があがる「累進課税」です。
年間いくら利益を出しても20%で税金はおしまい と言う株式の「分離課税」に比べると、暗号資産の税制は明らかに不利です。
暗号資産で年間20万以上の利益を出した人は漏れなく「確定申告」が必要なことも注意をしなくてはいけません。
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おまけ:投資家による予測
コインテレグラフ2022年1月27日の記事なのですが、ARKインベストを率いるキャシー・ウッド氏によると今後10年以内に1ETH=17万ドル~18万ドル、また2030年までに1BIT=100万ドルに達すると予測しています。
現在1ETHが、約3000ドルなんで今から約60倍になる、同じく現在1BIT=40000ドルなので、約25倍になる、と本気で予測を立てています。
ARKインベストは123億ドルを運用する会社ですので結構な大手の運用会社です。
この記事がクリプト・ポジティブな記事の最たるもので、10年で60倍は極端な例だとしても実際に大手の運用会社でもこのように予測をたてている投資家がいるという事実があります。
他にも日本を代表するビジネス系インフルエンサーであるイケハヤさんやマナブさんが継続的にクリプトに投資されているのも参考にしています。
投資は完全に自己責任ですが、初心者が生き残るには「ガチホ」と「頭のいい人たちのマネ」をするのが一番の早道だと思います
イケハヤさんとマナブさんのボイシーは朝のランニングの時に聞くのが僕の日課です。
大変参考になるので、ものすごいお勧めです!!
まとめ
暗号資産の優位性はその将来性に裏付けられています。
DefiやNFT、メタバースは暗号資産に資金が集まる大きな要因になり得ます。
しかし、当然 暗号資産にはリスクもあります。一番おおきなリスクは「値動きリスク」ですので、投資は「余裕資金」を使用するのが原則だと思います。
将来性が豊かな暗号資産、今後もトレンドラインは右上がりが想定できますが、目線はあくまで長期スパンでいるほうが良く、短期的な値動きに一喜一憂するのは精神的にも健全では無いと思います。
■■元手100万の支払手数料の比較■■
※bitFlyerの売買手数料は、直近1カ月の取引量が100万円として計算
※仮想通貨の出金手数料はBTC=300万/ETH=20万/XRP=50円で計算
これは、100万円の元手でスタートした場合の、各社に支払う手数料の比較です。
忖度を全て排除し、徹底的にユーザー目線で作った比較表です。
完全無料なのはBITPOINTだけ
web広しと言えど、なかなかこんな表は無いはず。
詳細は下の記事で確認できます。
この記事は以上です。
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