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暗号通貨の歴史は暴落の歴史~今回は?

時事
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RM-kk
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こんにちは!!

現在 暗号資産が暴落中です・・・

気分が沈みがちですが、ここは冷静に「今までの暴落パターン」を見ながら今回の暴落を分式してみようと思います。

そして ぼんやり見えてくるこれからの展開。その辺が共有できればいいなぁと思います。

 

こんなことが書いてあります
  • 今回の暴落の原因は何か?
  • ビットコインの暴落の歴史
  • 今回の暴落がどこまで行くのか、いつまで続くのか?・・・の「イメージ」
  • どう立ち回ったら良いのか?

 

    

今回の暴落の原因は何か?

RM-kk
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それでは早速行ってみましょう。

今回の暴落の原因は2点です。

  1. マクロ要因:主にアメリカの景気動向、特にインフレ
  2. 個別要因:暗号資産の構造的な問題(ルナ・USTショック)

   

マクロ要因

アメリカのインフレは40年来の高水準で、5日のFRBで0.5%という22年ぶりの大幅利上げを決定しまた。BBCニュース

また、5/11日本時間深夜に発表された「米国物価指数(インフレ率)」が予想は下回るが、記録的な高水準だったこと。NHKニュース

このあたりが嫌気されて暗号通貨の売り圧力につながったと言えます。

 

インフレが暗号通貨を下げる理由

RM-kk
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知ってる人は飛ばしてOK

インフレは昔はどっちかと言うと暗号通貨の味方でした。が、今は違います。

インフレが敵になったってわけではありませんが、「インフレによる利上げ」が暗号通貨の天敵です。

「物価高」は言い換えると「通貨の価値低下」です。

ビックマックが3ドルで買えたのが4ドルになったってのは同じビックマックを買うドルの価値が低下したって意味になります。

ドルの価値を上げる政策は「利上げ」です。

銀行預金の利息が増えるので、株や暗号通貨を売って、そっちに資金を流します。

金利を上げる→ドルの価値を上げる→ビックマックが3ドルに戻る(インフレ政策)ってわけです。

株や暗号通貨が売られるので、当然こっちの値段は下がります。

利上げ=株や暗号資産の天敵ってことです。

 

個別要因

RM-kk
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暗号通貨全体を押し下げたのはアメリカの利上げもありますが、こっちの「個別要因」の方がでかい気がします。

時価総額10位圏内のステーブルコインの崩壊

このインパクトは結構なもんです・・・

無担保型のステーブルコインであるUSTのペッグが外れLUNA(ルナ)が暴落、そこに端を発し暗号通貨全体に「売り」が波及しまいた。

単語一個一個を解説します。

  

無担保型のステーブルコイン  

ステーブルコインとは

ステーブルコインとはドルと同価値(とされる)暗号通貨です。

海外大手のBINANCE(バイナンス)やBybit(バイビット)はドルや円などの法定通貨は扱っておらず、全てが暗号通貨どうしの取引となります。

「ビットコインを売ってドルと同価値のステーブルコインをもらう」ってのが取引の基本です。

BTC/USDTってのはそういう意味で「ビットコイン」と「USドル・テザー」と言うステーブルコインのペアの取引って意味です。

ステーブルコインの代表各はUSDT(USドル・テザー)、USDC(USドル・コイン)と今回急落したUSTなどです。

USDTはドルと同価値なので、実質「BTC/USDT」はビットコインの「ドル値」って認識でOKでした。

つまり「ステーブルコインはドルと同価値」ってのは暗号通貨取引の屋台骨とも言える大事な部分です。それが今回崩れてしまったわけです。

 

ステーブルコインの種類

担保型ステーブルコイン:

USDT(USDテザー)、USDC(USDコイン)などがそうです。

運営会社は発行額と同じ量の現物ドルを保有するって意味です。

 

無担保型ステーブルコイン:今回急落したUSTがそうです。

USTが1ドルを下回った場合、1ドル分のLUNA(ルナ)と言う暗号通貨を渡しますよ

USTが1ドルを上回った場合、1ドル分のLUNAで1USTをもらうことができますよ

ってアルゴリズムを作って自動売買をする。そうすることでUSTの値を1ドルに保つって仕組みらしいです。

RM-kk
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この辺はいろんな文章を読んだり、動画を観ましたが、完璧には理解できませんでした。

無担保型はペアとなる暗号通貨とのバランスが大切で「そのペアとなる暗号通貨が暴落したら立ち行かなくなる」ってことが なんとなく解ればOKです

 

USTのペッグが外れLUNA(ルナ)が暴落

「ペッグ」と言うのは「1ドルと誤差が無い状態」って理解でOKです。

「UST=$1」と言う信頼性があって初めて「LUNA(ルナ)」に価値が生まれるので、そのUSTのペッグが外れると一定数のLUNAホルダーは慌てて売りに走ります。

それが連鎖してLUNAが暴落しました。

・・・と同時に担保が無くアルゴリズムのみの裏付けしかないUSTも急落。

 

   

そこに端を発し暗号通貨全体に「売り」が波及しまいた。

暗号通貨同士のつながりあるのでルナの暴落はビットコインの暴落の引き金になりました。

例えばルナの運営がルナの価格維持のために「保有するビットコインを売って、ルナを買いルナの値崩れを防ぐ」などの行動です。

ルナの運営によるビットコインの売りもあるでしょうし、それを想定した「投資家がビットコインを売る」って行動もあります。

売られれば値は下がりますので、ルナの暴落に端を発し暗号資産全体に「売り」が波及したってわけです。

 

これが「ルナ」だったってのも不運

3月中旬からの上げ相場の立役者がこのルナでした。

ルナの開発元であるTerraformLabs(テラフォームラボス)のCEOドォ・クオン氏。

氏は「サトシ・ナカモト(ビットコインの開発者)に次ぐホルダーになるまでビットコインを買い続ける」とインタヴューに答え話題になりました。

実際の購入額も半端なくて、3月中旬からの上げ相場の立役者となりました。

Crypto Billionaire Do Kwon Says Terra (LUNA) Plans on Being Biggest Bitcoin Holder in World, Other Than Satoshi - The Daily Hodl
The co-founder of Et...

ウクライナやコロナ、それまでクリプト界隈は暗いニュースが多かったので「ヒーロー誕生」的な感じで見てたのを記憶しています。

暗号通貨全体を押し上げる力を持ったルナ、その「ルナの暴落」ってのが暗号通貨全体に非常に悪い印象を与えたのだと思います。

 

USTのベッグが外れた原因

これはまだ定かにされていません。

この手の暴落は たいてい「運営の悪意」が原因だったりするのですが、今回の件は違うように思います。

なんと言っても時価総額10位圏内の暗号通貨です。

信頼性もさることながら「詐欺をするうまみ」が無いように思われます。

「詐欺をするより、そのまま運営をしていたほうが利益があるに決まっている」僕なんかはそう思うわけです。

Twitterなどでは、「第3者による悪意による攻撃」とか「やっぱり詐欺だ」などいろいろ言われていますが、どれも推測の域を出ていません。ちなみに僕は前者派です・・・

ただ、テラの運営元の韓国では相当数の被害者がいるみたいです。

慎重に調べて、事実関係を知りたいと思います。

 

当局の反応

アメリカのイエレン財務長官が今回のUST急落に関してコメントしています。

要約すると「やっぱりステーブルコインには規制が必要だね」ってことです。

イエレン米財務長官、テラ急落はステーブルコインのリスク浮き彫りに
イエレン米財務長官はテラUSDの急落につ...

あんまり度が過ぎた規制は勘弁してもらいたいのですが、この動きは止まらないと思います。

なんにせよ、このルナショック仮想通貨のウィークポイントをあらわにした一件でした。

   

今までの暴落の歴史

RM-kk
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それでは今までの暴落ってどんなのがあったのでしょう?

ビットコインの歴史を見てみましょう

ここからが本題です・・・

  

  

Sell in May(セル イン メイ)

株の格言なのですが「5月は売れ」

去年も5月に「イーロン砲」と「中国の規制」で暗号資産が大暴落しています。

今年の「セル イン メイ」は元々下がっている時の「ルナショック」で「泣きっ面にハチ」だったのですが、去年より強烈な「セル感」は否めません・・・

この格言には続きがあります。

Sell in May, and go away. Don’t come back until St Leger day.

5月に売って立ち去れ、セントレジャーデーまで戻ってくるな

セントレジャーデイとは9月の第二土曜に英国で開催される競馬のことです。

つまり5月に売って9月に買え

↓インフルエンサーのイケハヤ氏のVoicy:暴落原因と今後の見通し↓

仮想通貨が暴落している理由を解説。 | イケハヤ「#イケハヤラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「イケハヤ」の「仮想通...

   

今回の暴落がどこまで行くのか、いつまで続くのか?・・・の「イメージ」

RM-kk
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僕の勝手なイメージです!

あまり好きでない「斜めのトレンドライン」を引いてみました。

三角持ち合いが解消するのが大体9月頃です。

そこから下か上に大きく動くのがチャートのパターンです。

↓テクニカル分析でオススメのチャンネル↓

ひろ@投資のお兄さん☆
▼皆さんに怖くない「本当の投資の楽しさ」...

 

上に行くケース

FRBの株価上昇政策

11月にアメリカ中間選挙があります。

それを意識した株価上昇政策があれば暗号通貨にとっても好材料です。

中間選挙で国民の支持を得るのは、①インフレの解消と②株価上昇の2つです。

現在は①のみがクローズアップされていますが、②の株価上昇も無視できない段階に入っていると思います。

9月までに金融引き締めを緩和するようなパウエルさんのコメントがあるかは注目です。

「5月に売って立ち去れ、セントレジャーデーまで戻ってくるな」になることを祈っています

→「5月に売って9月に買え」の意味

 

下に行くケース 

ウクライナ情勢

ウクライナは長期化の様相を呈しています。

プーチンが血迷って核なんかを使ってしまったら経済全体が凍るでしょう・・・

 

その他もろもろ

今回の暴落もそうですが「一寸先は闇」ってのが正直なところです。

上がる要因も下がる要因も、何がどうなるか分かりませんので、ニュースには常に敏感になっておくってのが重要かも知れません。

↓暗号通貨関連ニュースのオススメチャンネル↓

仮想通貨チャンネル - Joe Takayama
初心者にもわかりやすい仮想通貨初心者向け...

   

どう立ち回ったら良いのか?

RM-kk
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それでは この暴落時、どう立ち回ったら良いのでしょうか?

基本ガチホ

持ち続けていれば損することはありません。

「暴落の歴史」は言い換えれば「復活の歴史」でもあります。

ビットコインは「叩かれて洗練される刀」のように、暴落しては復活することを繰り返しています。

今回の暴落は正直ちょっと引きますが、長期スパンで見て「持ってればいい」って思っています。

あと、下げ相場の時はあまりレバレッジはやらない方が良いと思います・・・

ショートは経験上、素人にはとっても難しい・・・

   

さらに落ちたらどうするの??

当然あり得ます!!(断言)

相場なので、どうなるかは誰にもわかりません。

今が底かどうかなんて分かるはずないし、わかったら苦労しません・・・

重要なのは「クリプトの未来を信じれるかどうか」の一点だと思います。

ここは判断が分かれるとこなので、各自が自分で調べて自分で考えるとこなのですが、、

「クリプト(暗号通貨)がこのまま衰退するはずが無い、ってか社会のインフラになって行くはず」

・・・と、個人的には考えているので、実はどこまで下がってもあまり不安はありません。

そのうちまた上がってくると思っているので・・・

当然、1年から5年とかの長期スパンで。

RM-kk
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これはマジ

↓暗号通貨とは何か?を丁寧に説明している音声ラジオ↓

暗号通貨とは何かを中学生にも分かる様に説明してみる | 中島聡 起業家・エンジニア「エンジニアとしての生き方」/ Voicy - 音声プラットフォーム
音声放送チャンネル「中島聡 起業家・エン...

 

マインドセット

レバレッジとかでロスカットが迫っているとかだったら話しは別ですが、現物だったら全く焦る必要な無いと思います。

今日の毎日にソフトバンクが1.7兆円の赤字を出したって記事がありました。

毎日新聞:2022/5/13

蛍光ペンでマーキングした文章はネットでいくら探しても無かったので切り抜きを貼っちゃいます。

毎日新聞:2022/5/13

今回は円安やなんらでえらい損したけど、今までもそんなことは何度もあった。

だけどその度に復活してきた。

今回も1~2年かかるかもしれないけど必ず復活する。

・・・てことを言っています。

暗号資産のガチホもそんなマインドセットに近い感じです。

あと、米国株中心に投資されているユーチューバーの花子さんの動画も参考になります。

導入の「つかみ」は毎回スベッてる感はありますが、話している内容と行っている行動はめっちゃ男前で、非常に惹かれます。

投資経験も豊富だし、説明がわかりやすい。

元銀行員だけあって、素人でもわかるように かなりロジカルに傾向と対策を説明してくれます。

  

余談:僕はと言うと・・・

RM-kk
RM-kk

今回の暴落で初めて「ロスカット」を経験してしまいました。

見ての通りの超絶へたくそです・・・

これで40万くらい逝ってしまった。。。

あとSTEPNでスニーカーを買っていて、今余剰資金が無い状態。

本当は少しずつでもイーサを買い増ししておきたかったんだけど、それが出来ないくやしい思いをジャストナウしています。

あと下げ相場で現物買い増すときは一機に買うのではなく「少しずつ」がベターです。

3回から4回くらいに分けて買う感じ。

 

まとめ

今回の「暴落原因」と今までの「暴落の歴史」をまとめてみました。

まだ底が見えているわけではなく、決して予断を許す状況ではありませんので、最新ニュースには常に敏感になっておく必要があります。

現在のチャートが「三角持ち合い」だとすると9月から10月くらいに上か下に跳ねそうな相場になりそうです。

僕個人としては、クリプトの未来を信じている派なので基本方針は「ガチホ」

上がっても下がってもあんまり気にならない方です。

この記事が皆様の参考になれば幸いです。

  

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